interview
朝・昼・夕。さまざまな顔を見せてくれる
この街が好き
C.N.
旭営業所 副班長運転士
2021年 新卒入社
鉄道整備士を目指し通っていた工業大学で、就職説明会に訪れていた相鉄バスと出会う。学生一人ひとりの人柄を見てくれる温かい社風に魅力を感じ、就職先の第一志望に。もともとドライブが趣味なこともあり、「大型車を運転してみたい」という理由から運転士を選んだ。
四季折々の街、人々の暮らし
バスに乗っているから出会える風景
バス運転士にチャレンジして4年。振り返って、いかがですか?
「大型車の運転が初めて」という状態からスタートして、外からはわからなかった“バスの本当の姿”に圧倒されました。というのも、私が利用者という立場から見ていたバスの運転士は、皆さんとてもリラックスして簡単そうに運転していた方ばかり。しかし、自分で運転してみて、車体の大きさ・道の幅・周囲の車との折り合いなど、難しい条件下で安全を守る仕事ということを知りました。一方でその難しさは、クリアするごとに自分の上達を実感できるという“やりがい”の側面も持ちます。最近では、お客様に「あなたはベテランみたいに運転が上手ね。私の住む団地の人からも評判ですよ」との声をいただき、自分の成長に自信を持てています。
バスを運転する際に心がけていることを教えてください
バスの基本は、お客様を安全に何事もなく目的地にお届けすること。安心してバスを利用いただけるように、急発進・急ブレーキ・急ハンドルなどの「急」が付く運転をしないように心がけています。そのためには、歩行者や自転車の動きなど周りの状況を予測しながら走る必要があるのですが、気が付いたのは周囲からは「バスは周りの状況がすべて見えている」と思われていることです。それは、裏を返せば「バス運転士は絶対に安全運転をしてくれる」という期待の表れかもしれません。その期待を損なうことがないように、運転と同時に周囲の情報収集をできる力は引き続き伸ばしていきたいです。
これまでの経験を通して感じる、仕事の一番の魅力を教えてください
何と言っても、街のさまざまな姿を見られるところです。バス運転士は、決まったルートを運転する“変化のない仕事”と思われている方もいるかもしれませんが、実は四季折々の風景や人との一期一会を楽しめる仕事。旭営業所で運行している路線の中でも、私のお気に入りは「二俣川駅」から「南本宿インター前」のバス停を走るときの風景です。冬の晴れた日には、小高い山になっている地点から富士山を眺めることができますし、春が近づけば富士山と桜を同時に楽しむこともできます。さらに、1日の中でも朝と夕方では見える景色が違ってくる。街のいろいろな顔を見ることができることが、私にとって一番の魅力です。
やりたいことが多すぎて
私生活も大忙し
趣味がドライブとのことですが、休日も運転されているんですね!
やはり、運転するのが楽しいんですよね。中でも「自分で操作している」という実感が持てるマニュアル車が好きです。愛車を相棒に、今暮らしている横浜市から故郷の埼玉県まで運転して帰ったり、ちょっと遠出して金沢や新潟まで旅行したこともありますよ。ただ、仕事でも私生活でも運転ばかりで、運動不足が気になってきました(笑)。自転車で出かけるのも好きなので、気になるスポットを巡って身体を動かすようにしています。メインの1台に加えて折り畳みの自転車も購入したので、今度千葉県にあるテーマパークにも自転車で行ってみようかと計画中です。
ドライブ以外にもさまざまな趣味をお持ちですね
一度ハマるとのめり込んでしまうタイプですね(笑)。電車も好きなので『乗り鉄』活動を楽しんだり、最近はカメラも好きで写真を撮りにいくようになったり……。今一番熱を上げているのは、先ほど挙げたテーマパークの“インパ”(パークに足を運んで楽しむこと)ですが、最近はSNSで見かけた廃墟や遺構などにも興味が出てきました。近いうちに実際に見に行ってみようと思っています。アニメやゲームなどのコンテンツもしっかりチェックしていますし、“推し活”をして非日常を楽しむ時間を持つのは大切なことだと思っています。
推し活の計画が立てやすくてありがたい!
勤務シフトは、「帯」と呼ばれる交番表で月ごとに決められます。運行路線・始業時間・休日・予備日が一目でわかるので、休日に合わせて追加で有休を取得したりなど、プライベートの予定も立てやすいです。急な休日出勤などはなく、趣味の多い私でも十分満足できるくらい自分の時間を持てています!
キャリアプランは考え中
まずは自分の可能性をじっくり育てる
これからチャレンジしたいことを教えてください
実は、「学生時代にしっかり勉強して資格を取っておけばよかった」と後悔しているので、危険物取扱者や運行管理者など、仕事に活かせる資格は早いうちに取得しておきたいと思っています。趣味の時間を試験勉強に充てる必要があるのが大変なのですが(笑)、この先どんな風に人生が変化したとしても、資格は自分の“努力の証”として胸を張れる武器になるはずです。まずはこれからの業務に必須の運行管理者からスタートして、少しずつ資格を増やしていきたいですね。
今後のキャリアアップについてはどうイメージしていますか?
現在は運転士の副班長という立場ですが、今後は営業所の業務係から本社勤務のキャリアを目指すのか、それとも班長職を経て指導運転士を目指すのか……。どちらの道でキャリアアップをするのか、さまざまな可能性を考えている最中です。業務係の仕事を通してスキルの幅を広げてみたいと思う一方、運転士としてまだまだ伸ばせる力があるとも感じているので、悩みどころですね。どちらにしても、登用試験の日程と登用日が明確に決まっているので、タイミングに合わせてキャリアの方針が決められるように考えたいと思っています。
これから一緒に働くことになる皆さんにメッセージをお願いします
運転技術が必要な、ちょっと難しい路線の運転を楽しんだり、お客様から日々いただける言葉に励まされたり……。私自身、バス運転士の仕事を存分に楽しんでいます。この仕事は、学校に通う学生さんや仕事に向かう社会人の方、家族のために毎日の買い物をする方々など、本当に多くの街の人を支えて地域を活性化させる「誇りを持てる仕事」。運転が好きな方や、人と関わるのが好きな方にとっては天職になり得る仕事です。一緒に楽しみましょう!
当記事の情報は取材時のものです。